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職業分野

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取材協力 大阪航空専門学校

航空機地上支援業務の主な職種

グランドハンドリング(マーシャラー)
パドルを持った腕の動作だけで『右へ』『直進せよ』『停止』などの合図を送り、着陸した飛行機を駐機場に誘導します。
グランドハンドリング(プッシュバック)
自力ではバックできない飛行機を、専用の車両を使ってけん引。所定の位置まで飛行機を移動させます。
グランドハンドリング(航空貨物搭降載)
航空貨物や旅客手荷物の積み込み、積み降ろしを担当。ハイリフトローダーといった特殊車両を巧みに駆使します。
運航整備(ライン整備)
着陸した飛行機に対してランプ内で行う整備が、運航整備。次のフライトが控えているため時間との闘い。初便や最終便の前後に定例整備も行う。
グランドハンドリング( PBBオペレーター)
出発ゲートと飛行機のドアを結ぶトンネルのような旅客搭乗橋のことで、 PBBオペレーターはこれを操作する人です。

グランドハンドリング

『仕事の内容・一日の仕事・年間の仕事』

着陸した飛行機を誘導するマーシャラーや、自力ではバックのできない飛行機をけん引するプッシュバック。空貨物や乗客の手荷物を扱う航空貨物搭降載など、飛行機の周囲で行う離発着の地上支援業務を総称してグランドハンドリングと呼びます。大型の特殊車両を自在に扱い、着陸した飛行機を素早く離陸できるように航空整備士とも連携を取りながら支援を行います。グランドハンドリングの仕事内容は多岐に渡り、その種類も多いので、それぞれの業務で経験を積み、社内資格などの合格していくことでグランドハンドリングの仕事内容は多岐に渡り、その種類も多いので、それぞれの業務で経験を積み、社内資格などに合格していくことで任される仕事を増やしていくこととなります。

『仕事を選んだきっかけ』

もともと飛行機や車が好きだった人や、体を動かすのが好きという人が多い分野です。中には修学旅行や、家族旅行で利用した空港で見かけたグランドハンドリングスタッフに興味を持つケース。テレビの特集などを見てスケールの大きな仕事に憧れてグランドハンドリングを目指す人が多くいます。

『やりがい・つらさ、日頃心掛けていること』

プッシュバックによって離陸位置まで飛行機をけん引後、関わったグランドハンドリングスタッフは整列して出発する飛行機をお見送りします。その時、客室の窓から乗客が手を振ってくれる時にやりがいを感じると答える卒業生が多くいます。空港の業務・オペレーションには膨大な知識と、安全に対する意識が必要です。どんな季節、どんな天候でも対応できなければ飛行機の運航を止めてしまう可能性があり、大きな責任と同時に誇りを持つことができる仕事です。

『仕事を通して学んだこと』

空港はもちろん、飛行機は誰か一人の力で動くものではありません。お客さまの対応を行うグランドスタッフやキャビンアテンダント。空港の安全を守るセキュリティや手荷物検査。安全な飛行に欠かせない航空整備士。もちろん、パイロットも含めて大勢の人達がそれぞれの仕事で連携し、チームで飛行機の運航を支えています。他の人と関わることの大切さ、声を掛け合うことの重要性を感じることの多い仕事です。

『社会人になるとき思ったこと』

就職活動が早く終わったことで、内定先の研修を在学中から受けることになりました。そこで、改めて小さなミスが安全性に直結するのだと認識しました。飛行機の運航を支える仕事であり、緊張感をもって就職しました。

『高校生へのアドバイス』

どんな仕事もですが、体調管理が大切です。体を痛めてはいけませんし、集中力の必要な仕事でもあるので、普段から体力づくりを意識しておくと良いかもしれません。空港という大きな舞台で後輩の皆さんと一緒に働けるのを楽しみにしています。

在校生の声

航空機地上支援業務が学べる学校